本体より後ろの壁のインパクト強いな…
633作目 大神 より
『 壁足 ・ 壁神 』
まるで墨絵のような世界で
筆を使って世界を清め救うアクションゲーム
『 大神 』 に登場する猫の姿の神様
かつて世界を救った太陽神
初代アマテラス ( 天照 ) 大神が
とある戦いで大怪我をして消滅した後に
生まれた ” 筆神 ” という分神の1種
分神は干支がモデルになっているが
壁神の ” 猫 ” だけ干支ではない
( 現実の伝承では
ネズミのせいで干支から外れたとされている )
かと言って ネズミ風の神様である
『 断神 』 と仲が悪いわけではなさそうだし
猫だからと言って 主人公のアマテラス大神
( 干支の犬担当だけど 狼 )
ともケンカはしない
それどころか アマ公と壁神は
イッスン ( 一寸法師 ) をボール代わりに して
一緒に遊ぶぐらい仲良し
壁神の持つ力は ” 壁足 ”
つまり 垂直な壁を猫のように登れるようになる力
なので 壁神本人も
常に衝立 ( ついたて ) に貼りついているけど
地面に降りようと思えば 自由に降りることが出来る
マイペースで可愛い神様です
折り紙作品の使用枚数は
猫・衝立が 1:3の長方形1枚ずつ
計2枚
作品だと分かり辛いですが
原作の姿は こんな感じです
前回が梅太郎 ( 豆柴 ) だったので
今回は猫キャラを折ってみました
まず 猫の折り方は
長い方を横向きに置いて
上下のフチを合わせるように折る
左の2つの角を開いて耳と顔を作り
その真横に二双船の船を作って
長い毛がある前足を制作
次に中割り折りでお腹を作って
被せ折りを2回繰り返して
後ろ足と尻尾を作って完成
今回の作品のポイントは
どちらかというとコッチかも知れないね
デッカイ魚の飾りが付いた衝立 ( ついたて )
本来は絵が描いてあるんですが
今回は省略しました
折り方は… かなり説明しづらいですね
下の壁の部分は
一番下のフチを二双船っぽく折ってから
ジグザグに2山折って
船の先端を前向きにして角を折って
脚の部分を作ってます
次に そのまま後ろにも山を折って支えにして
脚と支えの間にある隙間に
谷折りで壁本体を入れるように折る
そして 左右を後ろに少し折って下半分の完成
一見 魚を別パーツで折って貼ってる風ですが
実は 先程折った壁の延長で折ってます
つまり 一番下の脚~魚の尻尾までで 1枚折り
魚は まず一番上のフチを
1/12ぐらいの幅で山折りと谷折りをして
その後ろにアヤメの途中のアレンジ
( 三角のポケットが2つある状態から
右半分だけ元に戻す ) を作る
次に 最初の山・谷折りの部分を
斜めに折ってから つまんで
後ろのヒレを作って
前を開いて潰しすことで顔と前のヒレを作る
残りのアヤメの部分は
上の頂点を段折りにして背ヒレを作り
左の角を谷折りにして口を制作
最後に右側を丸く折って
尾ヒレを作って完成
猫はテープで貼っていて
一応自立?はするんですが
魚と猫の重さで傾くんですよねぇ
これは 仕方ないか
最後に筆神を折った時の恒例
原作をザックリ再現して記事を終えます
折り紙・壁神
「 おお 我らが慈母 アマテラス大神
ほにゃら ほにゃら ( = 中略 )
この壁神
御前に 天駆ける希望の橋を
架け奉 ( たてまつ ) らん!」