
誰が呼び始めたかは分からない
しかし 皆は呼ぶ
原点にして頂点 と
584作目 ポケモン赤緑 より
『 レッド ( 初代ver. ) 』
20年前に発売された最初のポケモンシリーズ
『 ポケモン赤・緑 』 の主人公
レッド というのは
あくまで赤バージョンでのデフォルト名だが
漫画版や後に出た 『 金・銀 』 で
再登場した際に レッド という名前だったため
今は 初代シリーズの主人公を総じて
この名前で呼ぶようになった
赤緑シリーズでは
カントー地方・マサラタウンで
オーキド博士にポケモンを1匹貰って
旅立つところから始まる
その後 各地のジムリーダーを倒しつつ
悪の組織・ロケット団の暗躍を阻止
最後は 四天王とチャンピオンである
『 ライバル 』 を倒してエンディングとなる
次に登場したのは 続編の金銀バージョン
本編であるジョウト地方編をクリアすると
前回の舞台であるカントーでも
赤緑版の その後 の物語を体験できる
そのカントー編もクリアすると
最終ダンジョンである ” シロガネやま ” に
入ることが出来るようになり
最奥である山頂でレッドが待ち構えている
レッドの手持ちメンバーは
ピカチュウ / エーフィ / カビゴン
リザードン / フシギバナ / カメックス
と アニメ版主人公・サトシの
当時の手持ちがモデルとなっている
問題は そのレベルで
全員70レベルオーバー
( 最も高いのは レベル81のピカチュウ )
しかも リメイク版の
『 ハートゴールド・ソウルシルバー 』 では
エーフィの代わりにラプラスが追加され
ポケモンのレベルも上昇
全員80レベルオーバーで
ピカチュウに至っては88レベル
このレベルの高さから
最強の敵トレーナーとして
名高いキャラクターです
…ただ この金銀HGSSシリーズの
レッドに関しては
ユーザーの間で とある噂 が絶えない
それは 幽霊説
レッドが勝っても負けても
常に無言であること
勝負が終わると画面が暗転して
いきなり姿を消すこと
長い間 実家に帰っていないこと
山の入り口にいる老婆が
遠回しに山に入る探究者の末路は暗いと示唆
( 旧金銀版のみ )
レッドを前にすると
一緒にいるポケモンが突如怯えだすこと
( 新金銀版のみ )
一応 BW2の歴代キャラとのバトルにて
レッドが三度目の登場をしたことから
幽霊ではなく生きている という決着になっているが
ポケモンシリーズの謎として
未だに一部のユーザーの間で囁かれています
さて 折り紙作品の使用枚数は
顔~足・上着・靴×2 が正方形1枚ずつ
髪・帽子・バッジが 1:2の長方形1枚ずつ
ベルトが 1:8の長方形1枚
計8枚
+色再現のために黒色の折り紙 ( バッジ ) を
紙の裏側に貼ってます

原作の姿は こんなのとか…

こんなのとか…

一番分かりやすいのは コレですね
今回折ったのは 初代赤緑版のレッドです
後に 『 ファイアレッド・リーフグリーン 』
というリメイク版が発売されたのですが
そちらは デザインが異なります

折り方としては
顔~足は 折り鶴アレンジ
( 鶴の翼=顔・胴 / 頭と尻尾=足 )
髪は いつもなら複数の鶴を
途中まで折って貼って作っているのですが
初の試みとして 妹背山
( ※1枚で2羽繋がった鶴を折る伝承作品 )
から一部を折り直して
前髪から後ろ髪まで1枚で折ってます
帽子は フチを山折りにしているだけ

この作品で一番苦労したのは
バッジですね
紙を横が長くなるように置いてから
右へ半分に折り
前後2枚をまとめて鶴のように開き
中だけ小さめに折ることで
葉っぱのような模様を再現しています

上着は 16等分の蛇腹折りで
上のフチを裏返した状態えT字を折り
襟~両腕を制作
下のフチを…
複雑に引き出してポケットを作ってます
文字では説明しきれないですね
ベルトは 白い方を表にして
片方を金具の形に折り
金具以降を段折りから上下を合わせて
黒色を出しています

靴は 上着の上側と同じ折り方で太い靴紐を作り
残りを 段折り → 開く → 段折り → 戻す
と繰り返して模様を作ってます
という感じで完成
ポケットや前髪を
他のパーツと同じ紙で折れたので
見た目の割に使用枚数は少ないですね
子供で身長が低いので足の紙が余り
それを支えに自立するのも良いポイント
ちゃくちゃくと作品の完成度が上がり
今年は 色々な良作が折れそうです
ポケモン20周年の日までに
自分のレベルが間に合って良かった